自宅のFreePBXでFAXをEメールで受信できるようになったので忘れないうちにメモ
Eメールに添付ファイルでPDFやTIFFを送れます。
freePBXのブラックリストやGmailのフィルタと組み合わせると迷惑FAXを自動的に削除できます。
迷惑FAX対策には最高です。
環境
ひかり電話 NTT東日本
FreePBX 10.13.66-64bit
(Release Date: 2016 FreePBX13.0.194.2 Linux 6.6 Asterisk13)
※RasPBX(raspbx-22-09-2016以降)のAsterisk13では単独ではFAXを受信できないようです。HylaFAX を使ってください。
※標準で使用できるのは受信のみです。
EメールはGmailを使用
注:ローカルホストから送るせいかデフォルトで迷惑メールに行くようです。
Gmailを使うときにはフィルタで迷惑メールから外れるように指定してください。
アドミン
↓
ユーザー管理
↓
連動済み内線 が none で使ってないユーザー名(内線番号)を編集(右の鉛筆のようなマークをクリック)
↓
ユーザーの情報
メールアドレス FAXの転送先のメールアドレス。このメールアドレスにFAXがPDF添付で送られる。
FAXのタブ
↓
有効 はい :このユーザーがfaxを受信できるようにする
Attachment Format PDF :着信FAXファイルを電子メールに変換するための形式。
Store Locally 引き継ぐ :このオプションを選択すると、サーバによってファックスが保存されます。UCP経由でアクセス可能。
Outgoing Station ID 自分のFAX番号 :発信FAXマシン識別子。これは通常あなたのファックス番号です。
Outgoing Header 送信者の名前 :アウトバウンドカバーシートに表示される名前
Coversheet name 空白 :アウトバウンドカバーシートに表示される名前
Coversheet Tel 空白 :表紙に表示される電話番号
Coversheet Email 空白 :カバーシートに表示される電子メールアドレス
Email Results Always :送信ファックスの結果を電子メールに送信するタイミング
Retries 0 :失敗したFAX送信の再試行回数
※RasPBXには表示されない項目です
接続
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インバウンドルート
↓
FAXを受けたい経路の編集(右の鉛筆のようなマークをクリック)
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FAXのタブ
Faxを検知 はい
Fax検知タイプ デフォルト 注:ここを押すとインバンドルートを作り直さないと戻せない
Fax Ring いいえ
Fax検知時間 4
Fax宛先 Fax Recipient ユーザー管理で編集した内線を選ぶ
設定
↓
FAX設定
↓
デフォルトFaxヘッダー :FAX送信する場合の送信者名
デフォルトの送信側FAX ID 空欄 :FAX送信する場合の送信者のFAX番号
Outgoing Email address 空欄 :これがFAXを転送するときの送信元アドレス指定しないと fax@freepbx.pbx になる。
Email address ※:fax検知のためのデフォルトのEメールアドレス。ここにもFAX受信先のメールアドレスを入力する必要がある。
エラー訂正モード いいえ
最大転送レート 14400
最小転送レート 9600
デフォルトの用紙サイズ A4
これでFAX受信可能になります。
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